料理・手づくり

2013.08.07

ママフォトグラファーのはなし 第10回「パーツ(部分)を撮る」

10_1.JPG

近くの学校の池から連れ帰ったおたまじゃくしが、
足が出て、手が出て、とうとうかえるになりました!



こんにちは! 志田三穂子です。

子どもの成長は、あっという間。
柔らかい髪も、小さな指も爪も、今だけのものです。

写真を残そうと思うと、お顔や体全体の方に意識がいきがちですが、
子どもって、いろいろな部分が同時に成長しているのですよね。

たっちができるようになって、ちいさなあんよを踏ん張っていたのが、
いつの間にか地面を踏みしめて歩けるようになっていたり。
やっと自分の手で触れたものをつかめるようになったと思ったら、
上手にスプーンを使えるようになったり、絵本をめくれるようになったり。

成長の過程とともに、そんないとしい部分を写真で残しておけば、
大きくなったときに懐かしく見られるはず。


今回は、そんな子どものかわいらしい"部分"の撮り方を見てみましょう。


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お昼寝の間に......


子どもが眠っているときは、いろいろな部分を撮るチャンスです。
いろいろな角度から、いろいろなかわいらしい"部分"をみつけてみましょう!

やわらかい質感のシーツや毛布の上だと、よりやわらかい雰囲気の写真が撮れます。
指先にピントを合わせ、シーツの質感も入れるつもりで。

10_2.JPG


眠っている間に、やわらかそうな足の裏をパチリ。
足の裏にピントを合わせ、絞りの数値を小さくしてほかをぼかすことで、
よりやわらかい雰囲気の写真になります。

10_3.JPG


子どもに寄って、あえて頭を全部入れず切りとることで、瞳の表情が強調されます。
これも、どこで切りとるか(構図)を意識した写真ですね。

10_4.JPG



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手の表情


ママの手で、そっと小さな手をつつんであげましょう。
左手なら、右手でカメラを構えることもできますね。
ママと子どものふれあいを表現しながら、ママの手と比べることで、
子どもの手の小ささがよくわかる写真になります。

10_5.JPG



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手は、いちばん成長が見られるところ。


お絵描きのとき、クレヨンをつかむ手にも、
その子の気持ちや性格、いろいろな表情が出ます。

10_6.JPG


下の写真は、あえてほかをぼかして、お絵描きをする手の方にピントを合わせています。
少し引いて顔まで入れることで、お絵描きしている様子を入れつつ、
ピントのメリハリをつけて、クレヨンを持つ手の方に視線がいくように。

10_7.JPG




いつもは当たり前に見ている子どもの部分、日々成長してどんどん変化しています。
是非、写真に残してあげてくださいね!




第1回「瞳のこと」はこちら
第2回「レフ板のこと」はこちら
第3回「表情のこと」はこちら
第4回「レンズのこと」はこちら
第5回「バースデーケーキ」はこちら
第6回「ピントのこと」はこちら
第7回「ボケのこと」はこちら
第8回「露出のこと」はこちら
第9回「構図のこと」はこちら



しだみほこ/横浜市生まれ。雑誌・広告、カレンダー、ポストカードの撮影に加え、
2011年より、子どもをより自然に撮影する一軒家撮影「kids photo lumiere」を始める。
2児の母。著書に、世界各地にテディベアを連れていき撮影した写真集
『ごきげんテディ』『Cuddly Bears』。
キッズフォトルミエールブログ http://lumiere65.blog.fc2.com/
キッズフォトルミエールfacebook http://www.facebook.com/kidsphoto.lumiere

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